有名作からミニシアター、凹む映画におバカ映画までおすすめ作品紹介

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お久しぶりの映画紹介。今回は最近見た映画を色々ご紹介。有名作からミニシアター系のおすすめ、見た後に嫌な気持ちになるTVドラマとおバカ映画と、バラエティに飛んでます!

やっぱり彼はすごかった『シェイプ・オブ・ウォーター』

https://youtu.be/pnEbGYQgfVE

『シェイプ・オブ・ウォーター』監督ギレルモ・デル・トロ/2017・アメリカ R15

1962年の冷戦下のアメリカ。発話障害の女性であるイライザは映画館の上にあるアパートでただ独りで暮らし、機密機関「航空宇宙研究センター」で清掃員として働いている。アパートの隣人であるゲイのジャイルズ、仕事場の同僚で不器用なイライザを気遣ってくれるアフリカ系女性のゼルダに支えられ、平穏な毎日を送りながらも、彼女は恋人のない孤独な思いを常に抱えている。-Wikipedia

私が紹介するまでもなく有名なこちら。いやぁ、ほんとギレルモ・デル・トロ監督ってすごいわ。人間の女性と半魚人??の交流を描いている作品なんですが、物語と映像美、そしてキャスティングがたまらなくよい。

相変わらずグロい描写はあるけれど、それを差し引いてもひたすら美しいなぁと思う作品でございました。

ポーランド発、大人の童話ホラー『ゆれる人魚』


『ゆれる人魚』監督アグニェシュカ・スモチンスカ/2015・ポーランド R15

共産主義政権下にあった1980年代のワルシャワ。海から陸に上がってきた人魚の姉妹はナイトクラブにたどり着く。姉妹は、歌を披露し、人気者に乗り上がる。そんな中、姉のシルバーはベース奏者のミェテクと恋に落ちるが、人魚としての本性も目覚めてしまう。-Wikipedia

珍しくポーランド映画のご紹介!この作品、ギレルモ・デル・トロ監督好きにおすすめです!ホラーと言うかちょっとグロい大人の人魚姫、大人の童話映画と言った方がしっくりきますね。しかも映像が綺麗でミュージカルチックな部分もありとボリューム満載。色々詰め込み過ぎかな?と思ったのですが、これが非常にうまくまとまっていて気持ちがいい。

ミュージカルチックな部分があるので、随所で歌ったりするんですがこれが自然で違和感がない&音楽もめっちゃかっこいいのです。ポーランド語の響きもよくて、映画好き、音楽好きにおすすめできる一作となっております。ちょっとだけ苦言を呈するなら人魚の部分が想像していたよりもモンスターチックだったのが、ちょっと残念。あえてああいう感じにしていると思うんだけど、もう少し可愛い感じでもよかったなあ。

ティム・ロスの怪演が本当に気持ち悪い『リリントンプレイス』

監督クレイグ・ヴィヴェイロス/2016・イギリス

 

9年もの間、音信普通だった夫レッジからの手紙を受け取ったエセル。“やり直そう”という夫の言葉に二人はロンドンのリリントン・プレイスに移り住むことになる。警官としての仕事を得たレッジとエセルの生活は慎ましやかだが、幸せに満ちたものになるはずだった。だが、エセルはやがてレッジの別の顔に気付きはじめる。-RakutenTV

こちらは映画ではなく3話完結のTVドラマになります。物語は実際に起こった事件を元にして作られているのですが、これがなかなかヘヴィーで…久しぶりに見て嫌な気持ちになったドラマでした(^_^;)

ストーリーで嫌な気持ちになるだけではなく、俳優の演技も迫真すぎて精気を搾り取られました…まずティム・ロスがとにかく気持ち悪いんです(笑)私の中のティム・ロスはイケメン&ダンディな感じだったのに、それをぶち壊してくれました…。見た目はハゲ散らかした中年オヤジになってるし、行動も性格もヤバすぎて…ティム・ロス嫌いになりかけましたwwその位、凄まじかった…。

そして彼の妻役のサマンサ・モートンがこれまた幸薄そうなおばさんを熱演。チャーミングなイメージがあったのに、その面影が皆無!これにもまた驚きを隠せませんでした…この二人の演技を見るだけでも十分価値はありますよ。

あの有名一家が集まっちゃった、おバカ全開『コンビニ・ウォーズ』

『コンビニ・ウォーズ』監督ケヴィン・スミス/2016・アメリカ

カナダのマニトバに住むコリーン・コレットとコリーン・マッケンジーは、授業もバイトもやる気がないが、ヨガには夢中で、怪しい先生のもとでトレーニングに励んでいる親友同士の女子高生で、同じコンビニで一緒にバイトをしていた。ある日、2人は店長の不在中にコンビニで男の子とパーティを開こうとするが、地下に眠っていたミニサイズの軍団員によって構成された邪悪なミニナチ軍団を呼び起こしてしまう。ミニナチ軍団は巨大な怪物を解き放ち、世界征服に乗り出す。2人は地球の命運をかけて軍団に立ち向かう。-Wikipedia

ヘヴィーな作品の後はお馬鹿なやつをご紹介!この映画、実はケヴィン・スミス監督の『Mr.タスク』のスピンオフ作品なんですが、私は未見。合わせてみるともっと楽しめるのかもしれませんが、私はこれだけ見ても楽しめました。というか、久しぶりにB級というか渾身のおバカ映画見たなという気持ちにさせてくれたので、アホな映画見たい方は是非見て下さい♪

しかもこの映画、ただのおバカ映画じゃないんです!キャストがすごいのよ…まず主人公のJK2人組、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘、リリー=ローズ・デップと、この映画の監督ケヴィン・スミスの娘ハーレイ・クイン・スミスなんです(笑)で、それだけでもすごいのに…娘が出ているのを応援しに来たのか…ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディ、弟のジャック・デップまで登場するという何これ状態(笑)

このメンツをみるだけでも面白いのに、私のツボに入ったのはハーレイ・ジョエル・オスメント!!ペイ・フォワードで泣かせてくれた可愛い子役の彼、現在はその可愛さは微塵もなくなり太っちゃってめっちゃおっさん(笑)でも、それがものすごくいい味出してるの!演技は昔からうまいし、本当にいいキャスティングでした。

色々ツッコミどころ満載だけど(笑)それが愛すべきB級映画、おバカ映画だと思うのです。いやぁ、久々にアホな映画見たなー。
 

と、いう事で名作からミニシアター、ヘヴィーな作品にB級おバカ映画を本日はご紹介しました☆

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