和と洋のB級対決！『ゲゲゲの鬼太郎』VS『ガバリンⅠ･Ⅱ』

2023年4月17日B級映画,映画

そこそこお久しぶりのB級映画ご紹介★ちまちま映画は見ているのですが、なかなか『これ絶対紹介したい！』って思うものが見つからず…最近は全然ご紹介しておりませんでしたが、やっと見つけました！しかも、今回は和と洋のB級映画のご紹介!

まずは日本『ゲゲゲの鬼太郎妖怪奇伝・魔笛エロイムエッサイム』

『ゲゲゲの鬼太郎妖怪奇伝・魔笛 エロイムエッサイム』(1987年・日本)監督小林義明

ある日、鬼太郎のもとに霊界郵便配達人から手紙が届いた。差出人は鬼太郎の親友・悪魔くんからだった。その手紙によると行方不明になってしまった大好きだった担任の星先生を助けるため力をかしてほしいという。なんでも2ヶ月間のある夜更け、桜の精・桜子に恋をしてしまった星先生は桜子に精気を抜かれミイラ人間と化し、その後行方不明になってしまったという。先生が廃墟にいると知った鬼太郎たちは助けに向かう。
-東映ビデオ株式会社

えっと、映画と書きましたが…ドラマで作られたのかな？55分というミニマムな時間。いかんせん情報が少ないのだけど…とりあえず、初っ端からツッコミどころ満載の映像作品でございます。

まず…砂かけばばあが…砂かけじじい！でもババア(爆)子泣きじじいがリアルを追求しすぎて…怖い(^_^;)ねずみ男の衣装がしょぼい！！！もっとスタイリッシュにして(>_<)

何なんですか！この作品は！！！でも、私…嫌いじゃない(*^^*)
こういうのがB級映画の醍醐味だと思うの…そしてツッコミどころ満載なのに、出ている人が有名なのが驚きというか、すごすぎるというか…なぜ出たの？？？と言いたくなっちゃいます。

でもね…ツッコミどころ満載だけど見ていくと、グイグイ鬼太郎の世界観に引き込まれるし、原作者の水木しげる先生が出ているのも見逃せない！そして1980年代後半の手作り感のある特撮映像と妖怪たちの魅力がすごいのです。

現在のCGなどに比べると微妙なのに、それがものすごくいい！映画ではないのだけど、あえてB級映画としてご紹介したい作品です。それでもやっぱり、ねずみ男の衣装とかはどうにかして欲しいwwその辺の酷さも含めて見て欲しい！

1作目よりも2作目を激推ししたい『ガバリンⅠ＆Ⅱ』

『ガバリン』(1986年・アメリカ)監督スティーヴ・マイナー

曰くつきの家を引き取ることになった人気ホラー作家のロジャーは、叔母の幽霊に悩まされていた。そこは、かつて幼い息子を失い、叔母が自殺した忌まわしき館。異世界へと繋がる館でモンスターとの奮闘を乗り越え、愛する息子を取り戻せるか？「アメリカン・ヒーロー」のウィリアム・カット主演、『ゴーストバスターズ』SFXチーム、『13日の金曜日』を生んだショーン・S・カニンガム製作のホラー・コメディ作品。
－You Tube

何となく見たことないから見てみようという、軽い気持ちで見たこの映画。(R15指定なのでプレビューはYou Tubeに直接飛んでみて下さい。)
初っ端から色々ツッコミどころ満載の映画なんですがゴーストのデザインが良かったり、豪邸が気になったりと見進めてしまう不思議な映画。ジャンル的にはホラーコメディらしいけど、私の中ではコメディ要素はあまり見つけられなかった(^_^;)けれども、クリーチャーのデザインや映像の撮り方などこだわりがあったり80年代のホラームービーを感じられる作品となっているので、未見の方はぜひご覧あれ！(しかし邦題はガバリン…原題はHouse邦題の意味無しタイトルひどいw)

『ガバリン2 タイムトラぶラー』(1987年・アメリカ)監督イーサン・ワイリー

館を相続したジェシーは祖先の写真を発見し、永遠の命を授けるお宝が眠っていることを知る。彼が悪友と敷地にある墓地を掘り返すと、祖先のひいひい爺さんがゾンビとなって復活！異次元が開き、再び館を舞台に大騒ぎが巻き起こる！『ザ・フライ』のクリス・ウェイラスを迎え、前作を超える研ぎ澄まされたSFXを実現させたホラー・ファンタジー作品。
－You Tube

前作の続きかな？と思い前情報なしで見たら全然違ったストーリー(笑)こちらは年齢制限ないのでプレビューすぐ見れます。
なんですが、私はこちらの方が好き。勿論、こちらの作品もツッコミどころ満載なんだけど愛らしいキャラクターがいっぱい出てくるの。この作品はホラーコメディ要素もあるし、ファンタジー要素もあって楽しい！私の一番の推しはキモかわいい犬とイモ虫が合体した子！出てきた時は、『うわ、気持ち悪っ！』って思ったのに、なぜかどんどん愛らしく見えてくる不思議…個人的にはあのキャラクターの人形欲しい…と思ったら同じように心惹かれた人がいました！