ハンガリーの変態的カルト映画『タクシデルミア ある剥製師の遺言』

ハンガリーの変態的カルト映画『タクシデルミア ある剥製師の遺言』

自分が今まで見た映画の中で、これまたすごかったなぁ。と思った映画。

『タクシデルミア ある剥製師の遺言』(2006)
監督はハンガリー出身のパールフィ・ジョルジ。

 

「ハックル」で注目されたハンガリーの鬼才パールフィ・ジョルジが放つダーク・ファンタジー。ある親子3代の歴史を、グロテスクかつトリッキーな映像感覚で描き出す。
-Moviewalker

ダークファンタジーと言っているけれども、実際はエログロです。
2006年の映画ですが、特殊メイクがなかなかすごい。
自分では動くことすらままならない巨漢の男(主人公の父親。)と、息子のやりとりは見ていて辛い部分も。

ストーリーは祖父、父親、息子と3部構成になっており、祖父と父親のストーリーはなかなかえげつない…視覚的にもえげつないし精神的にもきつい。

祖父のストーリーは性欲にまみれた変態のお話。
父親のストーリーは食欲にとりつかれた大食いと吐瀉物のお話。

息子は息子でおかしいのだけど、それでもまだ耐えられます。
正直な話、変なホラー映画などを見るよりも精神的に辛い作品なのではないでしょうか?ただ、映像は非常に綺麗なのです。ここが普通のエログロ映画、変態映画と違うところ。(いや、でも吐瀉物とかはそこまでキレイじゃないですよ…)
その美しさと醜悪なシーンとのギャップが、この映画の魅力だったりするのかな?

最終的なテーマは人間の欲望、性欲だったり、食欲だったり…するのですが、息子の最終的な欲求は何だったのか、未だに特定できない。
禁忌を犯すこと?生命に対する反逆?

けれども、映画の最後はとても好きでした。

少し綺麗なエログロ映画を見たい方におすすめです。