アメリ好きに送る、キュートな夢の世界のお話『TUVALU』(1999)

アメリ好きに送る、キュートな夢の世界のお話『TUVALU』(1999)

変態的エログロ映画も好きですが、幻想的な映画も好きな私です。
毎回エログロのカルト映画を見ているわけではないのです。
と、いう事で本日ご紹介するのはこちら。
『TUVALU』(1999)ドイツ制作。でも撮影はブルガリア。


動画はyou tubeのサイトでしか見れない設定になってますが、監督のチャンネルなので安心してください。

短編映画で活躍していたファイト・ヘルマー監督の長編デビュー作。

主演は「ボーイ・ミーツ・ガール」「ポンヌフの恋人」のドニ・ラヴァン。共演に「ルナ・パパ」のチュルパン・ハマートヴァ。
どこか遥か遠い時代の、とある国。荒れた土地の一角にある室内プールでアントンは管理人の父の手伝いをしていた。いまだ、プールの外に出たことのないアントンの夢は船長になって航海の旅に出ること。
ある日、常連客の父に連れられてやって来た娘のエヴァを見たアントンは彼女に一目惚れする。エヴァもこの不思議な青年に興味を抱くのだが……。
架空の国を舞台にした異色のファンタジー・ドラマ。
allcinema

この映画の凄さは、ドニラヴァンの変わらなさと映像の美しさ。それと、ヒロイン役のチュルパンハマートヴァの愛らしさ!トレイラーを見ていただければ雰囲気の良さとインテリアのセンスの良さもわかってもらえるんじゃないかな?
台詞というか字幕なしの作品なので、どの年代でも楽しめると思う。
台詞がないと言ってもサイレント映画ではなく、音は普通に入っているので雰囲気や感情などは流れこんでくる不思議な作品。

ジャン=ピエール・ジュネが好きな人ならば、きっと好みなはず!幻想的な雰囲気と世界観にぐっと引き込まれると思います。でも、この映画のファイトヘルマー監督の評価が今一つというか、もっと有名でもいいのになぁ…と、強く思います。

ちょっと変わったファンタジーが好きな人、レトロな感じがすきな人。
是非一度見て下さい。映像の美しさと建物の雰囲気の良さ、そして登場人物の味のある演技。全てがしみじみ染み渡る、そんな映画です。

あと、金魚と一緒に泳ぎたくなるよ~!