【ダイエット】拒食症からのストレスで過呼吸を起こし精神病棟に入院した話

Diet

さて、散々リングフィットアドベンチャーでダイエット報告をしていた私ですが…実は摂食障害を経験をしております。本日はそのお話を…

始まりはダイエットとストレス

他の記事を読んでいる方はわかると思うのですが、私はぽっちゃり体型が許せなくなり、リンゴダイエットから過度な食生活の制限をしておりました。
その結果、過度なダイエットとストレスにより私は過呼吸を起こし病院へ担ぎ込まれたのです。

病院では意識はあるのに何も話せず、体温も34度にまで下がっていました。そこで下された判断は精神科への入院。俗に言う強制入院ですね。

ある種のショック状態の私は声を発するという事ができなくなっていました。そして気づけば窓に鉄格子のある精神病棟に私は入院。医師の面談でも私は何も話せず自分の殻に閉じこもるばかりだったのですが、精神病棟は色々な人がいます。奇声を発する人、ブルブルと震えている人。声は発せられずとも感情は普通にあるので、私はそういう人達を冷ややかな目で見ていたのです。

他の患者とも接触したくない関わり合いたくないと壁を作っていたのですが、ふと一人の女性が私に近づいて来ました。
その女性の見た目は至って普通であり、雰囲気も違和感も無し。ここにいるのが不思議な感じがしました。

そんな彼女が私に問いかけたのです。
『どうしてここに来たの?何があったの?』
私は声が出なかったので口をただパクパクさせるだけ。

すると彼女が一言。
『ここから出られるのならば出ていった方がいいよ。』
彼女のその言葉を聞いた瞬間、私の体は電流が走ったような感覚に陥ったのです。そして、何が普通で何が普通じゃないのか…よくわからなくなりました。ただ、一つ思った事はここから出ていかなければいけない。そう思ったのです。

正直な所、彼女がなぜ精神病棟にいたのかわからないのですが、私が接した時の彼女は至って普通の人でした。反対に新入りの私に対して非常に細やかにアドバイスをくれ、心配をしてくれました。彼女に何があったのかもう現在では知るすべはありませんが…彼女にありがとうと伝えたい気持ちは今でも変わっていません。

彼女のアドバイスのおかげで私は再度命を吹き返し、お医者さんにここから出たいと伝えられたのです。どんなに小さな声だろうと、私の声は受け入れられたのです。反対に、人間の精神は本当に様々でいつどこで壊れるかなんて誰も知ることが出来ない。

しかし、反対に言うとまともな精神の人とまともじゃない精神の人なんて、わかる由もない。まともに見える人がまともじゃなかったり、まともじゃない所に入れられてる人の方がまともだったり。いや、反対に本当にまともな普通の人ってどこにいるんでしょうね?

今でも思い悩みます。そして、今自由に生きている人達が獣の皮をかぶっているようなそんな気持ちになるのです。

とりとめのない話になってしまいますが、今この記事を摂食障害で来ている方は、一度カウンセリングを受けてみてください。大多数の摂食障害は家庭環境や現実世界でのストレスが引き金です。

あなたが悪いわけではない。いいカウンセラーが入ればカウンセリングで落ち着きますし、ダメなら安定剤などで調整していきましょう。(ただ、やたらと薬漬けにしようとする心療内科は止めておいたほうがいいです。…過去、私は薬漬けにされたので。)
あなたの事を大事に思ってくれる人がいれば頼って弱音を吐いて、一歩前に進みましょう。
大丈夫、私もまだ生きてるから。

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