お正月休みは山岸凉子&吉野朔実の電子書籍でマンガ漬け

マンガ

気がつけば2021年も終わり2022年が始まってしまいました。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
ここ数ヶ月なんやかんや忙しく…全然マンガの更新ができませんでした(^_^;)2022年は色々更新できたらいいなぁと思っていますのでよろしくお願い致します。

そして年明け初のブログは…マンガです!お正月休みはマンガ読んでのんびりしましょ!

あの名作がついに電子化★年齢関係なく呼んで欲しい名作!

まずしばらく前に、わたくし…こちらの雑誌を購入いたしました。
新書館の『グレープフルーツ』

『grape fruit』(グレープフルーツ)は、かつて新書館が発行していた、少女漫画を中心とする雑誌(ムック)。『ペーパームーン』別冊号として、1981年7月に創刊。第2号より第5号まで季刊。第6号から隔月刊・偶数月10日発売。1988年発行の第39号をもって休刊した。
カバーつきの豪華仕様で、最初のページにのり付けされた折り込み式のポスターがついていることもあり、続けて、著名作家により描かれたテーマ別イラストが数ページ掲載されていた。-Wikipedia

こちらの雑誌、私が小さい頃親戚のお姉さんから譲ってもらって大事にしていたのですが、親に捨てられ…再度自分で全冊購入。その後、震災でまた全て無くしてしまったいわくつきの雑誌でございます。で、ふとした時にこちらの雑誌を思い出し何気なく検索したらタイミングよく数冊売っていたので購入した次第。

この雑誌のすごい所は、素晴らしい漫画家さんがたくさん参加している!これに尽きます。
大島弓子、萩尾望都、木原敏江、名香智子、坂田靖子、山岸凉子、山田ミネコ、吉野朔実、吉田秋生、めるへんめーかーなど…(敬称略、順不同)ものすごい先生が参加してるんですよ!!そしてまた私はふと思ったんです…あの頃の先生方の作品をもう一度読みたい!電子書籍化されてないかなぁと。

すると、なんということでしょう…

祝★山岸凉子先生★電子書籍化!!

山岸凉子先生の作品は数冊紙で持ってはいるのですが、いまだに持っていないものもあり&私が好きな作品は古いミステリー系のものでなかなか手に入らず…なので古い作品が電子書籍化されたらいいなぁと思っていたのです。

そうしたらなんと!2021年の秋から山岸凉子先生の作品が電子書籍化されてるじゃないですか!!

押し入れ

押し入れ

押し入れ

[著]山岸凉子

恐怖、復刻! 山岸凉子が、人の心の真の闇を描いた4編。迫力の筆致がよみがえるカラー扉絵を、全カラー収録した、完全新装版!!

死の淵をさまよう男が体験した世界を描いた『夜の馬』。母親の、我が子への偏愛がもたらした破滅への道程『メディア』。実話をもとに語られる『押し入れ』。そして、愛を打算にかけた男が取り憑かれた怨念の形『雨女』。衝撃の4編が、あなたを捕らえる。-Renta!

以前もご紹介した山岸先生の作品ですが、個人的な好みは短編ミステリー系です。山岸先生の人間関係のミステリー作品はひたすら深い!そして考えさせられます。
ミステリー系は、こちらの作品のみですが今後もっと増えてくれればいいなぁと願っております。

青青の時代 1巻

青青の時代 1巻

青青の時代 1巻

[著]山岸凉子

山岸凉子が描く古代日本の世界! 南の島で正気を失った祖母(ばばさま)の面倒を見る少女。厄介者として虐待されていた二人だが、ある日、海の向こうから一人の男が現れて……。海の向こうの国とは? 少女とばばさまの運命は? 古代日本史最大のミステリーに挑んだ傑作歴史物語!-Renta!

個人的にはこちらもおすすめ!歴史が苦手、あまり興味のない私でも引き込まれる世界。やっぱり山岸先生すごいなぁ…

今後も色々電子書籍化される事をとっても楽しみにしています★

繊細な心の描写で感情が波打つ『いたいけな瞳』吉野朔実

ブラゼミの鳴き声、進まない宿題、お父さんの本棚とお母さんの赤い口紅、そして路地に潜む怪しい人影…。夏休みを過ごす少女たちの倦怠と混沌を描く「幼女誘拐」ほか、珠玉の短編からなる吉野朔実の世界。-Renta!

グレープフルーツ関連で、吉野朔実先生もご紹介。
もうこの方の新しい作品を読めないんだなぁと、没後何年経っても昨日のことのように感じてしまうくらい、吉野朔実先生の作品は深くて切ない物が多いのですが、その中でも私が好きな『いたいけな瞳』。こちらは短編集なのですが、色んな種類のお話が入っていて読みやすいです。

悲しさの中にぼんやりとした希望があったり、ふんわりとした幸福の中にひんやりとした冷たさを感じたり、本当に独特なんです。これは是非読んでもらって感じて欲しい。

おすすめマンガ番外編-幻の一冊-和田慎二

最後に、電子書籍化されていないこちらもご紹介。
『スケバン刑事』『ピグマリオ』などが有名な和田慎二先生の『わが友フランケンシュタイン』です。これも小さい頃、親戚のお姉さんにもらって読んでいたマンガ。私がマンガばかり読んでいたので父親が怒って捨ててしまったという、これまた悲しい思い出のある作品です(^_^;)

フランケンシュタイン博士が作り上げた、醜い姿と美しい心を併せ持つ怪物サイラス(フランケンシュタインの怪物)を巡る人間たちの愛憎のドラマを描いた連作短編シリーズで、1802年 – 1848年のドイツ各地を舞台にオムニバス形式で4作品発表されている。後年、サイラスは『怪盗アマリリス』の番外編「アルカディア作戦」で現代の日本に登場する。-Wikipedia

和田慎二先生の作品は電子書籍化されていないので、ひたすら紙で探すしかなかった一冊。やっと手に入れました。

フランケンシュタインにまつわるお話なんですが、どの作品も泣ける…子供の頃この作品を読んで泣きました…。大人になってまた読み返すと、あの頃の気持がまたよみがえってきて切なくなりました。正直な気持ちをかくと、紙でも電子書籍でもまた出してもらいたい作品です。もっと色んな人に読んでもらいたいんですよ(泣)なので、こちらの一冊を古本屋さんで見つけたら、是非手に取り読んでみて下さい。そして面白そうと思ったなら、是非購入を!

という事で、新春初のブログはお久しぶりのマンガ紹介でした!また色々おすすめマンガ見つけたらご紹介しますね★

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